1週間で宅建士の基礎が学べる本 1日目
では、1週間で宅建士の基礎が学べる本の1日目である。
宅建試験の分析
・宅建試験の合格ラインは50問中、大体35問前後で、合格率は15%。
・何点とればいい、というものではなく大体15%合格率。
・年々難しくなってきているかも?
・例年10月の第3日曜日が試験。だが、今年はコロナの影響で12月に延長かも?
宅建試験の出題内容
権利関係編 | 民法・借地借家法・不動産登記法・建物の区分所有等に関する法律 | 14問 |
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法令上の制限編 | 都市計画法・建築基準法・農地法・国土利用計画法・土地区画整理法・宅地造成等規制法など | 8問 |
宅地業法編 | 宅地建物取引業法 | 20問 |
その他・諸法令・税制など | 所得税・登録免許税・印紙税・不動産所得税・固定資産税・地価公示法・不動産鑑定評価・住宅金融支援機構・景品表示法・住宅着工統計など | 8問 |
宅建試験の時間と問題数
- ・宅建試験は2時間で50問。
- ・1問あたり、2分ちょっと
- ・1問あたり、3分かけちゃうとタイムオーバー
問題文が法令用語ばかりなので、まず法令用語を覚えることが必要。
問題文にはA,B,Cなど複数人物や甲,乙,丙などの複数不動産が登場するので、シチュエーションをイメージする訓練をする
4択内で頻出の正解番号は?
この本のすごいところは、選択肢1、2、3、4でどれが頻出正解選択肢か?というのまで分析しているのだ。
なかなかこんな参考書は無いと思われる。
本書ではどの番号がいいかとは述べてはない。ラストで迷ったら、「2、4、2、3、1」と散らすのではなくて、「2、2、2、2、2」とか「3、3、3、3、3」と固めた方が良いよ。
と書いてある。
そんな勉強書みたことない。
が、こんな俗っぽいことまで会話調で書いてあるので、本当に読みやすい本である。
さて、頻出正解番号は書いてないが、過去7年の傾向ではっきり言えることがある。
それは、
1よりは4の出現回数は絶対多い。これは7年間共通して間違いないところ。
2よりは3の出現回数は絶対多い。これも7年間共通。
3、4はその年による。
これは問題文を作成する側からすると当然の心理で、選択肢1だけで読んで正解させたくない。せっかく作った問題は選択肢も含めて全部読んでほしい。
全部読んだ上で正解を導き出してほしい。という意図があるのだろう。
なので、3、4の方が出現率が高いということだろう。